極み荒節と極み本枯節はどう違うのか

鰹節を調べていると必ず出てくるのが、荒節と本枯節という2つの言葉です。
違いは、ひとことで言えばカビ付けをしているかどうかです。
荒節 — 煮て、燻したところまで
カツオを煮て(煮熟)、薪でいぶして乾かす(焙乾)。ここまでで仕上げたものが荒節です。表面にタール分が残って黒っぽく、燻製の香りがしっかり立ちます。
スーパーでよく見る花かつおや、パックの削り節の多くはこの荒節を削ったものが多いです。「鰹節」と聞いて思い浮かべる、あの香ばしさは荒節のものです。
本枯節 — そこからさらに、カビを付けて熟成
荒節にカビを付け、天日で干し、また付ける。これを何度も繰り返したものが本枯節です。
このカビ付けは、水分と脂肪分を抜くために重要な工程。仕上がるまでに数か月かかります。
味はどう変わるか
| 荒節 | 本枯節 | |
|---|---|---|
| 香り | 燻香が強く、香ばしい | おだやかで、まるい |
| だしの色 | やや濃い | 澄んでいる |
| 味 | 力強い、主張がある | 上品、雑味が少ない |
| 向いている料理 | 味噌汁、めんつゆ、煮もの | お吸いもの、そのまま飲む |
どちらが上等か、という話ではありません。料理人の方も料理によって使い分けているようです。
飲むおだしはこの繊細な違いを楽しんでいただく為、「極み荒節」と「極み本枯れ節」の両方を用意しています。
飲みくらべると、差がいちばんはっきり分かります。荒節は最初のひと口の香りが強く、本枯節は優しくまろやか。
ぜひ、飲み比べて鰹節の奥深さを感じてみてください。


